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2014年5月

アクセス解析を見てみた

ココログにはアクセス解析機能があるので、ちょっと覗いてみました。過去4週間のアクセス状況です。

20140507pv

上位3つは、以下の記事となります。

1.【VMware】VMware vCenter ConverterでP2Vしてみた

もうボチボチ仮想化案件も落ち着いてるんぢゃないの?と思ってましたが、まだまだ盛況なんですかね?PV数が一桁違うし・・・

2.【Windows7】VGN-SZ95SへWindows 7 64bitをインストール

Windows XP終了に伴い、VGN-SZ95SをWindows 7へアップグレードしている人が多いんですかね? 個人的には、この頃のVAIOから駄目な感じになってきた印象が強いですね・・・

3.Outlook2003で、システム管理者から配信不能メールが返ってくる・・・

2007年12月の記事ですが、おそらくOutlookの配信不能メールで検索して、やって来た人たちなんでしょうね。VMwareについて書き始めるまでは、不動のアクセス数No.1だったような・・・。

そもそも、全体のPV数が少ないので、あまりアクセス数について論じても意味は無いんですが、上位10位のうち、3つがVMware関連というのが、興味深いですかねぇ・・・。まだまだVMware強し!といったところでしょうか。

ちなみに、ココログ解析には面白い機能がいろいろあります。

まず、業種別のアクセス数の推移です。

Corplist

アクセス元のドメインから判断しているようなので、厳密性はありませんが、傾向は概ね判るのでは?と思います。私のブログへのアクセスは、情報通信系とメーカー系のドメインに集中しています。記事の内容が、内容なので、当然の結果ですね。

では、地理的に、どこからアクセスしているのか?というと・・・

Map

ほとんどが東京ですね・・・(色が赤い地域が最もアクセス数が多い)。全国に支社・支店がある企業の場合、各拠点間を企業内のネットワークで接続して、インターネットへのアクセスポイントが東京になっている場合が多い、ともとれますけど。

そうはいっても、それなりにアクセスがある緑色の地域が散らばっているのが、面白いですけど。

で、ココログのアクセス解析で最も面白いのが、リアルタイム解析です。

Realtimemap

マップを眺めていると、吹き出しが次から次へと変わっていきます。そんなドメインから、今正に、困って検索しているのね?って感じで、見ていて、飽きません(笑)

当然、オーソドックスなアクセス解析もあります。

どの検索エンジンでサーチされているかですが、情報通信系とメーカー系からアクセス数が多いだけあって、みんなGoogle使ってますね~。

Searchbrowser

情報通信系とメーカー系からアクセスということは、社内からアクセスしているでしょうから、クライアント端末はパソコンばかりです。

Accessfrom

OSも、まぁ、当然ですが、Windowsだらけです。Windows 7が6割くらいですかね。 既に保守切れのWindows XPが2割くらい居るのが、アレ?って感じ。情報通信系とメーカー系は、こういうのに敏感かと思ってたんですけどねぇ。

Oslist

ブラウザはInternet Explorerが5割近くを占めていますが、情報通信系とメーカー系からのアクセスが多いだけあって、FirefoxとChromeも2割強ずつは居ますね。

Browserlist

そして、検索時のキーワードを見てみると、VMware関連が多いですね。”p2v”とか”converter”とか、みんな仮想化しまくりのようです(笑)

Keyword

 

GV-MC7/HZ3をWindows8.1で使う

Windows 8.1にも、追加機能とはいえ、MediaCenterは残っています。が、対応する機器は、まったくと言っていい程、ありません。これも、アホな地デジのお陰なわけで・・・。

ならば、手持ちの機器を使ってみようと、アイオーデータの地デジチューナ「GV-MC7/HZ3(販売終了製品)」をWindows 8.1で使うことにしました。

結論から言うと、使えます。録画もダビング(付属のDDRMoveを利用)もできます。手間はかかりますが・・・。

【用意するもの】

①アイオーデータの地デジチューナ「GV-MC7/HZ3(販売終了製品)」

②GV-MC7/HZ3のドライバ(Windows7用バージョン1.08)

③Windows 7(Windows8.1が64bitなら、用意するWindows7も64bitが必要)


【インストール手順】

(1)Windows 7を適当なPC(VMware Player等の仮想マシンでも可)にインストールし、以下のDLLをコピーしておきます。

・C:\Windows\System32\CPFilters.dll

・C:\Windows\SysWOW64\CPFilters.dll

コピーし終わったら、Windows 7は必要ありません。破棄して良いです。

(2)Windows 8.1をインストールし、Media Centerを追加した「Windows 8.1 Pro with Media Center」を用意します。以下も参照してもらえると良いと思います。

Windows 8.1 Pro with Media Centerについて気を付けるべきこと IT じゃんくぼっくす

(3)Windows 8.1 Pro with Media Centerの以下のDLLをコピーして待避しておきます。

・C:\Windows\System32\CPFilters.dll

・C:\Windows\SysWOW64\CPFilters.dll

※GV-MC7/HZ3のドライバをインストールの際に、一時的に、Windows 7のCPFilters.dllに入れ替えますが、ドライバのインストール後は、Windows 8.1のDLLに戻すので、Windows 8.1のDLLは大事に保管しておきましょう!

(4)「CPFilters.dll」はOSによって保護されているので、削除したり、上書きできません。そこで、アクセス権を変更する必要がありますが、所有者がTrusterInstallerというユーザになっているため、権限を変更する前に、まずは、所有者を変更しておく必要があります。

所有者の変更は、「CPFilters.dll」のプロパティを開き、「詳細設定」を開きます。

81mc05

(5)「セキュリティの詳細設定」画面の所有者欄の「変更」をクリックします。

81mc06

(6)ユーザの検索ダイアログが表示されるので、現在Windows 8.1へログオンしているユーザを探して、所有者に変更します。

81mc07

(7)所有者を変更すると、「CPFilters.dll」のアクセス権を変更できるようになるので、Administratorsの権限をフルコントロールに変更します。

81mc08

(8)「OK」をクリックすると、警告がダイアログが表示されますが、構わず「はい」をクリックします。64bit版OSを利用している場合は、「CPFilters.dll」が2箇所にあるので、両方とも、アクセス権を変更します。

81mc09

(9)アクセス権の変更ができたので、Windows 7の「CPFilters.dll」で上書きします。

もし、ここで、「CPFilters.dll」をWindows 7のものに入れ替えないと、エラーダイアログが表示されて、GV-MC7/HZ3のドライバをインストールできません。

81mc04

ちなみに、表示されるKBはWindows 7のものなので、より新しいバージョンであるWindows 8.1には、このKBは存在しません。ドライバのインストーラは、このKBがインストール済であれば、”インストール条件を満たすと判断”しているようです。バージョンチェックの仕方としては、イマイチな気がしますけどね・・・(この仕掛けだと、レジストリにKB975053のエントリを作れば、騙せそうな気がする・・・)。

(10)これで、準備が整ったので、GV-MC7/HZ3ドライバのインストールを始めます。ここで注意しないといけないのは、バージョン1.08のドライバを使うことです。1.07でもインストールはできますが、Media CenterでTV視聴しようとしても、TVは表示されません。必ず、1.08をメーカーサイトからダウンロードするようにしましょう。

サポートライブラリ  GV-MC7-HZ3  Windows 7  I-O DATA  アイ・オー・データ機器

(11)ドライバを解凍し、「Gvmc7hz3.exe」を探します。

81mc16

(12)このまま実行すると、インストーラのOSバージョンのチェックが走り、インストーラが起動しません。そこで、「Gvmc7hz3.exe」を互換モードで起動して、インストーラを騙すことにします。

81mc01

(13)インストーラを右クリックして、プロパティを開きます。

81mc02

(14)互換モードにチェックを入れ、Windows7を指定します。

81mc03

(15)インストーラが起動するので、「連続インストール」で必要なドライバ類をインストールしていきます。

81mc10

(16)インストールを「開始」します。

81mc11

(17)続行中。

81mc12

(18)次に「DDR Move」をインストールします。

81mc13

(19)途中、.NET Framework 3.5が必要とダイアログ出るので、画面に従いインストールします。

81mc14

(20)ドライバのインストールが終わったら、入れ替えた「CPFilters.dll」をWindows 8.1のものに戻しておきます。権限も元に戻しておいた方が、セキュリティ面も万全です。

・C:\Windows\System32\CPFilters.dll

・C:\Windows\SysWOW64\CPFilters.dll

(21)これで一覧のインストールが終わり、MediaCenterでTVを視聴&録画できるようになります。

81mc17

なお、OSが64bit版の時は、DDR Moveを使う時は、PlayReady Runtimeの32bit版を手動インストールする必要があります。

MediaCenterで地デジをダビングするには・・・ IT じゃんくぼっくす

グループポリシーでWSUSを参照させる

WSUSを準備しただけでは、クライアントコンピュータはWSUSを見てくれません。Windows UpdateがWSUSを参照するように、グループポリシーを変更します。

手持ちの環境がドメイン環境なので、ドメインのグループポリシーを変更してみます。

(1)グループポリシー(gpmc.msc)の管理を開き、変更したいオブジェクト(今回はDefault Domain Policy)を右クリックして、「編集」します。

Wsusgp01

(2)「Windows Update」を探します。

Wsusgp02

(3)「自動更新を構成する」をダブルクリックします。

Wsusgp03

(4)「有効」にして、オプションを選択します。

Wsusgp04

(5)指定が終わったら、「OK」をクリックします。

Wsusgp05

(6)状態列が「有効」になっていることを確認します。

Wsusgp06

(7)「イントラネットのMicrosoft更新サービスの場所を指定する」をダブルクリックします。

Wsusgp07

(8)「有効」にして、オプションを指定します。この際、WSUSサイトがhttpなのかhttpsなのか、ポート番号は何か?が必要です。

Wsusgp08

(9)IISマネージャを開くと、「WSUSの管理」というサイトがあるハズです。

Wsusgp09

(10)右クリックして、「Webサイトの管理」-「詳細設定」を開きます。

Wsusgp10

(11)有効なプロトコル欄を確認して、バインド欄の該当するプロトコルで使用しているポート番号を確認します。

Wsusgp11

(12)今回は、http接続で、ポートはデフォルトの8530なので、「http://サーバ名:8530」を指定します。

Wsusgp12

(13)状態列が「有効」になっていることを確認します。

Wsusgp13

(14)グループポリシーが配信されるたコンピュータでWindows Updateを開くと、「システム管理者によって管理されています」と表示されるようになっているハズです。これで、WSUSからパッチをダウンロードするようになりました。

Wsusgp14

で、まぁ、WSUS4.0サーバを作ってみたのですが、ノートPC(CPUが物理4コア/論理8コア、メモリ8GB)なので、VMware Workstation 10上でWSUSサーバ、ドメインコントローラを起動すると、無理して起動しても、せいぜい、追加で2サーバを起動するのが限度です(メモリ8GBだと、こんなもの)。これだと、WSUSで効率よくパッチ配布にはならないのが判りました

メモリ16GBくらい載ってるノートPCなら、効果が発揮できたハズです・・・。なので、WSUSでのパッチ配布は止めですね・・・。

WSUS 4.0のインストール

手持ちの仮想サーバが増えてきたので、パッチ配布の効率化を狙って、WSUS 4.0を導入してみることにしました。



以下の構成でWSUSをインストールします。



・WSUS専用の単独サーバ



・OS:Windows Server 2012 R2



・DB:SQLServer 2014



 ※Windows Internal Databaseは使わない



WSUS 4.0は、Windows Server 2012以降の「役割と機能の追加」から、インストールします。単独のパッケージとしては提供がないので、Windows Server 2008 R2以前では利用できません。



(1)サーバマネージャで「役割と機能の追加」をクリックいます。右上の「管理」からも「役割と機能の追加」を選ぶことができます。



Wsus01



(2)次へ。



Wsus02





(3)「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選びます。



Wsus03



(4)ローカルサーバにWSUSをインストールするので、自ホストを選びます。



Wsus04



(5)「Windows Server Update Services」にチェックを入れます。



Wsus05



(6)チェックを入れると、関連機能もリストアップされるので、「機能の追加」をクリックします。



Wsus06



(7)必要な役割のチェックが入っているので、そのまま先へ進みます。



Wsus07



(8)必要な機能は自動でチェックが入っているので、そのまま先へ進みます。



Wsus08



(9)次へ。



Wsus09



(10)そのまま変更せずに、次へ。



Wsus10



(11)次へ。



Wsus11



(12)デフォルトは、WID(Windows Internal Database)のチェックが付いているので、チェックを外します。



Wsus12



(13)代わりに、データベースにチェックを入れる。これで、SQL ServerにWSUSのデータベースがインストールされます。



Wsus13



(14)Windows Updateのファイルを配置するパスを指定します。



Wsus14



(15)SQL、Serverのインスタンスを指定します。「コンピュータ名\インスタンス名」は名前付きインスタンスのSQL Serverの場合のなので、サーバで1つ目のインスタンス(デフォルトインスタンスの)場合は、「コンピュータ名」のみで良いです。



Wsus15



(16)「必要に応じて対象サーバを自動的に再起動する」にチェックを入れます。



Wsus16



(17)「はい」。



Wsus17



(18)インストールを開始します。



Wsus18



(19)続行中。



Wsus19



(20)インストールは完了したが、設定を入れないと、機能しません。「インストール後のタスクを起動すりる」をクリックします。



Wsus20



(21)ちなみに、この時点で、SQL Server上にWSUSのデータベース(SUSDB)が出来てます。



Wsus21



(22)設定ウィザードが起動したら、次へ進みます。



Wsus22



(23)次へ。



Wsus23



(24)1台目のWSUSなので、Microsoft Updateへ接続します。



Wsus24



(25)必要に応じて、Proxyを指定します。今回はProxyは無いので、空欄で進めます。



Wsus25



(26)更新情報をMicrospft Updateからダウンロードします。



Wsus26



(27)続行中。時間がかかります。



Wsus27



(28)ダウンロード(情報をだけ)が終わったので、次へ。



Wsus28



(29)ダウンロードするパッケージの言語を指定します。



Wsus29



(30)ダウンロードする製品を選びます。使わない製品は指定する必要はありませんが、Visual StudioやSQL Serverは、単独の製品以外でも、コンポーネントをインストールしている場合があるので、製品を絞りすぎると、本来必要なアップデートが漏れてしまうかも。実際にWSUS経由でアップデートしてみて、本来必要なアップデートがインストールされてないようなら、対象製品を見直した方が良いです。



Wsus30



(31)プログラムの種別も指定できるので、適宜指定します。このハードコピーはデフォルトの指定なので、これが必要最低限と捉えれば良いと思います。



Wsus31



(32)更新タイミングを指定します。社内システムなら、自動で同期するのが無難でしょうね。



Wsus32



(33)この際、まとめて初期同期もしておきます。



Wsus33



(34)これで、WSUSがを動かすのに、必要最低限の設定が完了しました。



Wsus34



(35)実際に、起動してみると、こんな感じ。まだ、承認も何もしてないので、未承認だらけですけど。



Wsus35



(36)各種レポートの表示ができます。



Wsus36



(37)ただし、Microsoft Report Viewer 2008をインストールしておく必要があります。後から、インストールしても、ちゃんとレポートは表示できます。

Download Microsoft Report Viewer 2008 再頒布可能パッケージ from Official Microsoft Download Center

Microsoft Report Viewer 2008 再頒布可能パッケージのダウンロードについて

Wsus37



(38)Report Viewerをインストールすると、レポートが表示されるようになりました。



Wsus38











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