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2013年3月

【Windows2000】Windows UpdateでKB2497281へ転送される

今更なんですが、Windows Server 2000 Advanced ServerをVMware Workstation 8へインストールしました



Win2000as



既に延長サポートも終了してしまったOSですが、セキュリティパッチ等は一式、インストールしておきたいので、Windows Updateを実行したところ、KB2497281の案内ページに飛ばされてしまい、Updateができません



というわけで、最新のService Pack(というか最終のService Pack)他をインストールしてみました。



IT プロフェッショナル向け Windows 2000 Service Pack 4 ネットワーク インストール - Microsoft Download Center -



Windows 2000 SP4 用の更新プログラム ロールアップ 1 - Microsoft Download Center -



Internet Explorer 6 Service Pack 1 - Microsoft Download Center -



これで、最新のService Packになったハズなのに、状況に変化はなく、途方に暮れること1日



結局、あれこれ、ぐぐった結果、Update Agentを新しくする必要があるとのこと。



Windows Update エージェントの最新バージョンを入手する方法に関する、ネットワーク管理者向けの情報



実際にインストールすると、Windows Updateを実行できるようになりました(2回インストールしましたが・・・、1回目は更新がちゃんと更新出来なかった???)。









既にWindows 2000はサポートも終了していて、使っているところなんて無いように思いがちですが、微妙に使っているところも残っていたりするので、万が一、再インストールの羽目に陥ったときは、私のように、きっとハマるんでしょうね・・・(WSUSを使えばハマらないのかな?)













SUA:Subsystem for Unix Applicaitons(その3)

前回から、間が開きすぎてしまいましたが、今度こそは、SUAのsyslogの設定です。単に設定するだけではつまらないので、Linuxからsyslog転送をします(元々の目的ね)。

(1)SUAのコンソールを開きます。

Sua24

(2)「/etc/init.d/syslog」を編集します。SUAのデフォルトではsyslogデーモンが起動しないので、赤枠部分の「#」を削除して、syslogデーモンが開始するようにします。

Sua25

(3)これで、Windows Server 2008 R2を起動すると同時に、syslogデーモンが開始します。

Sua26

(4)Windows Server 2008 R2を再起動しなくても、「/etc/init.d/syslog start」でsyslogデーモンを開始できます。

Sua27

(5)syslogデーモンが開始すると、syslogにメッセージ(/var/adm/log/messages)が記録されます。

Sua28

(6)次は、syslog転送のために、Linux側(CentOS)のsyslog設定を変更します。転送したいメッセージに対して、転送先サーバのIPアドレスを設定(@192.168.164.139)します。

Sua30

(7)次にsyslogがどのポートで転送されるかも確認しておきます。例では、UDPのポート514を使っています。

Sua29

(8)syslog転送元でポート番号を確認したのは、syslog転送先がWindows Serverなので、Windows Firewallの設定を入れおく必要があるからです。Windows FireWallを開いて、新しい規則を登録します。

Sua41

(9)「ポート」を選びます。

Sua36

(10)「UDP」のポート番号「514」を指定します。

Sua37

(11)「接続を許可」します。

Sua38

(12)LAN内でのsyslog転送なので、パブリックのチェックを外しておきます。

Sua39

(13)適当な名前(SYSLOG COLLECTION)を設定して、Windows Firewallの規則を保存します。

Sua40

(14)新しい規則が緑色のチェックマークで表示されていれば、新しい規則が有効になっています。

Sua35

(15)念のため、追加した規則のプロパティを開いて、「プロトコルおよびポート」タブの設定内容を確認しておきます。

Sua31

(16)syslog転送元(CentOS)で、loggerコマンド(logger -p local3.info "TEST MESSAGES")でsyslogメッセージをテスト送信します。loggerコマンドの詳細はmanを参照で。

Sua32

(17)SUAのsyslogを確認すると、先ほど送信したsyslogメッセージが転送されいるハズです。

Sua33

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さて、わざわざWindows ServerのSUAでsyslog転送サーバを作る意義は何でしょうか?

社内にLinuxサーバが無いけど、ネットワーク機器のsyslogを収集して1カ所で管理しておきたい時に使えると思います(フリーソフト等でWindows専用syslogサーバもありますが・・・)。

もっとも、ちゃんとsyslogの管理をするには、SUAのsyslogに対しても、ログローテートの設定をする等の追加作業が必要となりますが・・・

とはいえ、Windowsのファイルシステムからもアクセスできるので、Windows系スクリプトやプログラミング言語からの操作も容易という点がSUAの利点とも言えます

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