Windows Server 2003/2003R2までは、SFU(Windows Services for UNIX)と呼ばれていたオプション機能ですが、Windows Vista/Windows Server 2008以降は、SUA(Subsystem for Unix Application)という名称に変わり、標準でOSメディアに含まれるようになりました。
何で、今更、こんなものを引っ張り出したかというと、WindowsでLinuxのSyslogを収集したかったからです。
というわけで、まずはSUAのセットアップから・・・
(1)今回のOSはWindows Server 2008R2を使うので、Windows Server 2008R2のサーバマネージャを起動して、「機能の追加」をクリックします。
(2)下の方に「UNIXベース アプリケーション用サブシステム」があるので、チェックを入れます。
(3)「インストール」します。
(4)インストール中です。
(5)これで、インストールは終わりましたが、これでは、まだサブシステムを使うことができません。
(6)メニューに「UNIXベース アプリケーション用サブシステム」というフォルダがあるので、「UNIXベース アプリケーション用サブシステムのユーティリティのダウンロード」をクリックします。
(7)ブラウザが起動して、Download Centerが表示されます。
(8)Windows Server 2008R2は64bit版しかないので、”AMD64”が付いているファイルの「CONTINUE」をクリックします。
(9)ここは「No」を選んでおきます。「Yes」で遷移するページがリンク切れになっているので、「Yes」にするとハマります
(10)これで、ようやくダウンロードできます。
(11)ダウンロードしたファイルを実行します。
(12)「Setup」で先へ進みます。
(13)先へ進みます。
(14)先へ進みます。
(15)先へ進みます。
(16)”Custom Installation”を選んで、インストールするモジュールを選びます。
(17)デフォルト(Standard Installation)では、”Base Utilities”と”Base SDK”だけですが、他に追加したいなら、ココで選びます。
(18)とりあえず、全部を選んでみました。
(19)”GNU SDK”を選ぶと、GNU LGPLについての注意書きが表示されます。
(20)root権限の扱いをどうするか聞いてくるので、内容を読んで、必要ならチェックしましょう。今回は、何もチェックを入れていません。
(21)インストール中です。
(22)インストールが完了しました。
(23)メニューを開くと、追加したユーティリティが表示されます。試しに、”Korn Shell”を起動してみます。
(24)一見、Windowsコマンドプロンプト(DOSプロンプト)のようですが、UNIX/Linuxのターミナル画面が表示されます。
以上で、SUAのインストールは完了です。
次は、Syslogの設定をしていこうと思います。
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