【VMware】仮想マシンのディスク情報を入手する

vSphere Hypervisor(ESXi)にはサービスコンソールがないので、仮想マシンの仮想ハードディスク(vmdk)がどうなっているのかを知るには、外部からスクリプトを使って入手するしかないようです。

一つずつ仮想マシンを指定して、get-harddiskを実行して、情報を取得するのも、Powershellっぽくないので、get-vmで取得した仮想マシン名を元に、get-harddiskで情報を取得します。

--------------------------------

get-vm | foreach {get-harddisk -vm $_.name} | select-object Parent, Filename,CapacityKB, StorageFormat, DiskType | export-csv c:\tmp\list.txt

--------------------------------

”$_”は直前のコマンドレットで取得したオブジェクトが格納されています。この場合は、get-vmで取得した仮想マシンの情報となります。仮想マシン名は、nameプロパティに格納されているので、”$_.name”をget-harddiskへ渡してあげます。

欲しい情報は、仮想マシン名、仮想ディスク名、ディスクサイズ、フォーマットタイプ、ディスク種別なので、select-objectで該当するプロパティを指定します。

最後に、この実行結果をCSV出力するために、export-csvに結果を渡しています。

CSVファイルに出力した結果は、次の通り。

--------------------------------

#TYPE Selected.VMware.VimAutomation.ViCore.Impl.V1.VirtualDevice.FlatHardDiskImpl
"Parent","Filename","CapacityKB","StorageFormat","DiskType"
"Win2008R2","[DataStorage] Win2008R2/Win2008R2.vmdk","41943040","Thin","Flat"
"Win2003R2","[SystemStorage] Win2003R2/Win2003R2.vmdk","31457280","Thick","Flat"
"Win2003R2","[DataStorage] Win2003R2/Win2003R2_1.vmdk","20971520","Thick","Flat"
"Win2003R2-2","[DataStorage] Win2003R2-2/Win2003R2-2.vmdk","31457280","Thin","Flat"
"Win2003R2-2","[DataStorage] Win2003R2-2/Win2003R2-2_1.vmdk","20971520","Thin","Flat"

--------------------------------

各コマンドレットの詳細な書式は以下を参照。

Get-VM - vSphere PowerCLI Cmdlets Reference

Get-HardDisk - vSphere PowerCLI Cmdlets Reference

ExportCsv Members (Microsoft.PowerShell.Utility.Activities)

get-vmとget-harddiskが取得するオブジェクトの詳細は以下を参照。

VirtualMachine - Object

HardDisk - Object

【VMware】PowerCLIを使ってみる

VMware vSphereにスクリプトを使ってアクセスできるためのツールを、VMwareが用意してますが、そのPoweshell版であるPowerCLIを使ってみます。

(1)PowerCLIをインストールします。

(2)初めて、起動するときは、”管理者として”PowerCLIのコンソールを開きます。

ここで、「スクリプトの実行がシステムで無効になっているため、ファイル C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI\Scripts\Initialize-PowerCLIEnvironment.ps1 を読み込めません。」とメッセージが出ると思います。

Powercli001

(3)、そこで、以下を入力します。

-------------------------------

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

-------------------------------

次のようなメッセージが表示されたら、「Y」をタイプします。

-------------------------------

実行ポリシーの変更

実行ポリシーは、信頼されていないスクリプトからの保護に役立ちます。実行ポリシーを変更すると、about_Execution_Policies のヘルプトピックで説明されているセキュリティ上の危険にさらされる可能性があります。実行ポリシーを変更しますか?

[Y] はい(Y)  [N] いいえ(N)  [S] 中断(S)  [?] ヘルプ (既定値は "Y"): Y

-------------------------------

これで、PowerCLIを利用できるようになり、以後、通常ユーザで起動しても、エラーは表示されなくなります。

管理者として起動するのは、”実行ポリシーを変更する”のに権限が足りないからです。

(4)vSphere Hypervisor(ESXi 4.1)へ接続してみます(vCenterでも、たぶん同じ)。

-------------------------------

Connect-VIServer 192.168.164.140 -User root -Password (パスワード)

-------------------------------

書式は、「Connect-VIServer - vSphere PowerCLI Cmdlets Reference」を参照。

ここで、ユーザとパスワードを指定しないと、入力ダイアログが表示されるので、そこに入力すれば、同じように接続できます。

Powercli002

(5)接続に成功すると、接続先と接続ユーザが表示されます。

-------------------------------

Name                           Port  User
----                           ----  ----
192.168.164.140                443   root

-------------------------------

(6)コンソールに”get-vm”と入力すると、仮想マシンの情報を取得できます。

-------------------------------

get-vm

-------------------------------

実行結果は次の通り。

-------------------------------

Name                 PowerState Num CPUs Memory (MB)
----                 ---------- -------- -----------
Win2008R2            PoweredOff 1        2048
Win2003R2            PoweredOff 1        1024
Win2003R2-2          PoweredOff 1        1024

-------------------------------

書式は「Get-VM - vSphere PowerCLI Cmdlets Reference」を参照。

こんな感じで、vSphereから、情報を抜き出したり、設定の変更、仮想マシンの起動停止がでます。

Visual SourceSafe 単体での販売終了、今後はMSDN Subscription 特典として提供・・・

地味な記事ですがcoldsweats01

久々にMSDNのお知らせページを見ていたら、載ってました。

Msdnvssinfo1

Visual SourceSafe 2005の製品ページの右端の”購入情報”にも書いてあります。

「2012 年 1 月 1 日より、Visual SourceSafe は MSDN Subscription 付き製品 (MSDN OS を除く) にて、MSDN Subscription の特典として提供します。そのため Visual SourceSafe の単体での販売を終了いたします。また Visual SourceSafe の主要機能であるバージョン管理機能は、後継製品である Visual Studio Team Foundation Server に含まれています。この製品に対しては、弊社は引き続き投資を行い、チーム開発プロジェクトに対する支援を継続してまいります。Visual SourceSafe を使用しているお客様は、お持ちのソース コードを Team Foundation Server に移行する計画を立てる必要があります。(Team Foundation Server については、こちらをご参照ください。また、移行の計画に関してはこちらをご参照ください。)」

遂に、Visual Source Safeも終了したということですね。最終バージョンは2005だったかな?

アクセス権をドメインコントローラのユーザ情報と連携できないとか、ブラウザでチェックイン・チェックアウトできないとか、まったくもって今風ではない仕様でしたが、使ってる人も多かったように思います。

今後はTFS(Team Foundation Server)へ移行してね、ってことなんでしょうけど、お手軽さとしては、VSS(Visual Source Safe)の方が上なんですよね。とはいっても大規模に(大人数で)使うには、今風な仕様(ドメインコントローラのユーザ情報と連携できるとか、ブラウザでチェックイン・チェックアウトできるとか)なTFSの方が明らかに便利なんですけど・・・。

ちなみに最新版は、Visual Studio Team Foundation Server 11がDeveloper Previewまで来てますね。Windows 8と同時期にリリースといったところですかね~。

英字配列キーボード

OSのインストール状態によっては、英字配列のキーボードを使わざるをえないことがありますが、いつも悩むのが、記号の入力です。

丁度よい解説ページがあったので、備忘録も兼ねてリンクしておきます。

英語配列  キーボード  ノートPC スペック情報  Do it!

Turbolinux6.5 Server:RAID化計画

10年くらい前の古い内容ですが、発掘したので、再掲しておきます。ひょっとすると需要があるかもしれないのでcoldsweats02

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 以前、Linuxでファイルサーバを構築しようとして、IDE RAIDカードとHDDを2本購入して、Turbo Linux 6.5 Serverのインストールを行った時の記録です。Linuxのインストール自体は割愛して、「Adaptec ATA RAID 1200A」の導入部分のみに限定した内容となります。

Ataraid

 あまり細かいことを考えていなかったので、Linuxドライバがあるかどうかなんて確認していませんでした。天下のAdaptec(2012年時点では、”今は無き”ですが・・・)なんだから、サイトにいけば、ドライバが置いてあるでしょ?ってノリです。が、世の中、そんなに甘くはありませんでしたcrying

 結局、サーチエンジンで捜しまくることになります。結果、High Point Technologies社製のHPT370Aというチップを採用しているコト、及び、High Point Technologies社の米国サイトに各種Linuxドライバが用意されているコト、が判明。早速、ダウンロードしてインストールします。

 なお、このHPT370Aというチップ、(当時は)IDE RAIDコントローラーとしては比較的ありふれた存在だったようです。機能としてはRAID-0、RAID-1、RAID-0+1までをサポートします。

 ちなみに、Windows Server 2003では、↓のように認識されてました。

Hpt370win

 まずは、High Point Technologies社から、Turbo Linux 6.5 Serverのドライバセットをダウンロードします。Turbo Linux 6.5 ServerのドライバセットはVer.v1.32のアーカイブにしか含まれていないので要注意です。

 インストールは、Linuxのインストールと同時に行う方法と、既に構築済みのLinuxへ追加インストールする方法があります。ダウンロードしたアーカイブにインストール・マニュアルが含まれているので、手順を確認してください。今回は、Linuxのインストールと同時に、HPT370Aドライバのインストールを行いました。

 作成するディスクは、都合3枚。BOOTディスク、ドライバディスク1、ドライバディスク2です。まず、解凍したアーカイブの中から、Driverディレクトリを開き、「dataserver65boot.img」から、BOOTディスクを作成します。

-----------------------------------

# dd if=dataserver65.img of=/dev/fd0

-----------------------------------

 次に、Driver/turbo65ddのdisk1下とdisk2下のファイルをDOSフォーマットのディスク2枚にコピーします。

 これで、BOOTディスク、ドライバディスク1、ドライバディスク2の3枚が揃ったので、Linuxのインストールを始めます。
まずは、作成したBOOTディスクでインストールを始めます。途中、インストール画面で言語の設定が終わった段階で、ALT-Ctrl-F2でコンソール画面を表示させ、FDドライブにドライバディスク1を入れて、次のコマンドを実行します。

-----------------------------------

# mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/floppy
# sh /mnt/floppy/install
# umount /dev/fd0 

-----------------------------------

FDをアンマウントしたら、ALT-F7でコンソール画面を閉じてください。
 この後は、Linuxのインストールを継続します。最後に、インストール完了のメッセージが出たら、PCをリブートせずに、再び、、ALT-Ctrl-F2でコンソール画面を表示させ、FDドライブにドライバディスク2を入れて、次のコマンドを実行します。

-----------------------------------

# mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/floppy
# cp /mnt/floppy/* /tmp
# umount /dev/fd0
# sh /tmp/install 

-----------------------------------

FDをアンマウントしたら、ALT-F7でコンソール画面を閉じてください。
 後は、インストーラ画面に従って、PCをリブートして完了です。

 これで、RAIDマシンとしてLinuxが起動するはずです(^^;;この後、インストール・マニュアル記載のRAIDディスクのモニタリング・ツールをインストールします(詳細はマニュアルを参照下さい)。





Word2010で年賀状の宛先を作る

2012年、最初の記事が”Word2010で年賀状の宛先を作る”なんですが、まぁ、年が明けてから、年賀状を作っていたというだけなんですが・・・coldsweats01

(1)Word2010で「差し込み文書」リボンを表示します。

Word2010nenga01

(2)「はがき印刷」で「宛名面の作成(A)」を選びます。

Word2010nenga02

(3)「次へ」。

Word2010nenga03

(4)「年賀/暑中見舞い」を選びます。

Word2010nenga04

(5)好みの問題で「横書き」を選びました。

Word2010nenga05

(6)フォントは選べます。ここでは「メイリオ」を選んでます。

Word2010nenga06

(7)宛名面に差出人住所を印字する場合は、この画面で必要事項を入力します。今回は、文面に差出人住所を記載してあるので、「差出人を印刷する」のチェックを外しました。

Word2010nenga07

(8)宛先情報を記載した差し込みファイルを指定します。

Word2010nenga08

(9)住所録の雛形として、デフォルトで「C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Templates\1041\ADDRESS20.XLSX」が用意されています。(8)で標準の住所録ファイルを指定すると、このファイルの内容を差し込み印字していきます。

Word2010nenga09

私は、このファイルをコピーして、再利用しました(Program Filesにあるファイルを直接更新するのは気持ち悪いので・・・)。

(10)ADDRESS20.XLSXのレイアウトは次の通りです。今回は、このレイアウトに合わせて住所録を作成していきましたが、他のレイアウトのファイルを指定することもできるようです(試してないけど・・・)。

Word2010nenga10

・氏名
・連名
・敬称
・会社
・部署
・役職
・郵便番号
・住所_1
・住所_2
・住所_3
・電話番号
・FAX番号
・電子メール_アドレス
・備考

(11)差し込みファイルの作成が終わったら、「完了」をクリックします。

Word2010nenga11

(12)Excelファイルを差し込みファイルとして指定したので、どのワークシートを使うのか、選択するダイアログが表示されるので、指定します。先頭行に、項目名を書いてあっても、「先頭行をタイトル行として使用する」にチェックを入れれば、読み飛ばしてくれます。

Word2010nenga12

(13)差し込みファイルの内容に合わせて、宛名面が表示されます。

Word2010nenga13

(14)印刷するときは、「はがき宛名面印刷」リボンを表示して、「表示中のはがきを印刷」か「すべて印刷」をクリックして印刷します。普通に印刷してはいけないようです。

Word2010nenga14

(15)なお、差し込みファイルの全てのフィールドが、宛名面にセットされるわけではないので、表示を増やしたい(例えば、”連名”とか)場合は、「差し込み文書」リボンの「差し込みフィールドの挿入」から、フィールドを追加しいくことができます。

Word2010nenga15

TEC hidescan3

ハンドスキャナを買ってみました。

モノはTECのhidescan3です。

Hidescan01

雑誌等の記事はScanSnapを使って、びゅんびゅんスキャンすればいいのですが、いかんせん、雑誌や書籍を解体する必要があります。一方で、フラットベッドスキャナは、取り回しがちょっと面倒だったり(所有しているのがインクジェットプリンタ一体型なので、より取り回しが面倒・・・)。

ちょっとスキャンしたい時に、ということで、ハンドスキャナです。

このhidescan3はA4用紙縦幅でスキャンでき、カラー原稿もOK。単3乾電池2本で駆動します。画像形式はJPEGのみに割り切っている一方で、スキャナ本体で画像保存するので、パソコンへドライバーをインストールする必要も無し。USBマスストレージさえ認識すれば良いので、WindowsでもMacOSXでもiPhoneでもOK。

なかなか、取り回しが良く、気に入ってます。サイズもコレ(↓)くらい。

Hidescan02

実際にスキャンしてみると、こんな感じ(1/4に縮小してますが)。

Hidescan03_2

年末の良いお買い物でしたsmile

【VMware】Open Virtualization Format Tool

VMwareが提供するOpen Virtualization Format Tool(OVF Tool)の使い方について、手元にあるESXi 4.1を使って、調べてみました。

OVFについては、「Open Virtualization Format (OVF) -Virtual Machines - Virtualization」を参照。ツールのダウンロードは下の方にある”VMware OVF Tool”から。

(1)ESXi 4.1上の仮想マシンをOVF形式でエクスポートする

Ovfexport05

vSphere Clientから見たときに、ルート直下にWin2003R2という仮想マシンがあります。それをOVF形式でエクスポートするには・・・

---------------------------------------------

ovftool.exe vi://root:password@192.168.164.140\Win2003R2 E:\TEMP\TEST.ovf

---------------------------------------------

ここで、192.168.164.140はESXホストのIPアドレスです。名前解決できるなら、ホスト名を指定します。rootはESXホストの管理者ID、passwordはそのパスワードです。

実行結果は・・・

---------------------------------------------

Opening VI source: vi://root@192.168.164.140:443/Win2003R2
Opening OVF target: E:\TEMP\TEST.ovf
Writing OVF package: E:\TEMP\TEST.ovf
Disk Transfer Completed

Completed successfully

---------------------------------------------

次のようなファイルが出力されます(マニフェストファイル(*.mf)、OVFファイル(*.ovf)、仮想ハードディスクファイル(*.vmdk))。vmdkファイルが2つあるのは、このサーバが仮想ハードディスクを2つ持っているからです。

Ovfexport01

(2)OVFファイルを分割してエクスポートする

指定したファイルサイズで分割エクスポートすることも出来ます。単位はkb、mb、gbを指定できます。

---------------------------------------------

ovftool.exe --chunkSize=512mb vi://root:password@192.168.164.140\Win2003R2 E:\TEMP\TEST5.ovf

---------------------------------------------

実行結果は・・・

---------------------------------------------

Opening VI source: vi://root@192.168.164.140:443/Win2003R2
Opening OVF target: E:\TEMP\TEST5.ovf
Writing OVF package: E:\TEMP\TEST5.ovf
Disk Transfer Completed

Completed successfully

---------------------------------------------

512MBを超えるvmdkファイルが5つに分割されました。ファイル名には、連番が振られます。

Ovfexport02

(3)OVFファイルを圧縮してエクスポートする

OVF形式でエクスポートした時点で、vmdkファイルは圧縮されているのですが、更にgunzip形式で圧縮してくれてるみたいです。圧縮対象のVMが1つの場合は、--makeDeltaDisksを指定する意味はないそうです。

---------------------------------------------

ovftool.exe --compress=9 --makeDeltaDisks vi://root:password@192.168.164.140\Win2003R2 E:\TEMP

---------------------------------------------

実行結果は・・・

---------------------------------------------

Opening VI source: vi://root@192.168.164.140:443/Win2003R2
Completed successfully

---------------------------------------------

きも~ち、圧縮されています(2,281MBが2,257MBに)。vmdkファイルの拡張子に”*.gz”が付きます。

Ovfexport03_3

(4)OVFファイルを圧縮しながら、分割してエクスポートする

--chunkSizeと--compress=9の両方を指定できます。

---------------------------------------------

ovftool.exe --chunkSize=512mb --compress=9 --makeDeltaDisks vi://root:password@192.168.164.140\Win2003R2 E:\TEMP

---------------------------------------------

実行結果は・・・

---------------------------------------------

Opening VI source: vi://root@192.168.164.140:443/Win2003R2
Completed successfully

---------------------------------------------

分割したvmdkファイルが圧縮されています。

Ovfexport04

腑に落ちないので、もう一度・・・

openSUSEをWindows Server 2008 R2の後にインストールして、デュアルブートにすると、Fedora16のようなことはしなくて良いのですが、私のインストールが間違っていたかもしれいなので、もう一度、試してみました。

GRUBのインストール先は、確実にMBRを指定していません。

Opensuse201

ほら、/dev/sda3ですよねぇ?

Opensuse202_3

インストールが終わって再起動すると、GRUBが起動しますねぇ・・・。

Opensuse203

やはり、openSUSE(たぶんSLESやSLEDも)は、多くのLinuxとは挙動が違うようです。

GRUBをLinuxパーティションにインストールした場合・・・

Windows Server 2008 R2とFedora16でデュアルブートする際に、GRUBをLinuxパーティションにインストールすると、Windowsブートマネージャから、OS選択できるように、一手間掛けてあげなければなりません。

(1)GRUBをLinuxパーティションにインストールしてしまうと、普通にWindows Serverr 2008 R2が起動してきてしまいます。

Fedorawin2008r2_dual07

(2)これでは困るので、Windowsブートマネージャから、Fedora16を選択できるようにしなければなりません。そのためには、まず、レスキューディスクでLinuxパーティションへアクセスします。手順は、昨日、ポストした「Rescue a Fedora System」を参照。

(3)Fedora16の/bootが、どのパーティションに割り当たっているか、確認しておきます。レスキューディスクでは、元々のLinuxの/(ルート)が/mnt/sysimageにマウントされているので、dfコマンドの実行結果から、/mnt/sysimage/bootを探します。

Fedorawin2008r2_dual08

この場合、/bootが割り当たっている/dev/sda3がブートパーティションということになります。そして、このブートパーティションのイメージが欲しいものになります。

(4)ブートパーティションのイメージを作成するため、以下のコマンドを実行します。

-------------------------------------------------

bash-4.2# cd /tmp

bash-4.2# dd if=/dev/sda3 of=fc16boot.img bs=512 count=1

-------------------------------------------------

※念のため、”bash-4.2#”はプロンプトです。

コマンドの意味はココを参照すると判りやすいです。

実行すると、下記のような内容が表示されます。

-------------------------------------------------

1+0 records in

1+0 records out

512 bytes (512 B) copied, 0.000751885 s, 681 kB/s

-------------------------------------------------

念のため、作成したイメージファイルのサイズも確認しておきます。サイズが512バイトならOKです。

-------------------------------------------------

-rw-r--r-- 1 root root 512 Nov 14 18:09 fc16boot.img

-------------------------------------------------

(5)USBメモリでもフロッピーディスクでもよいので、イメージを書き込むための媒体をマウントします。私はフロッピーディスクを利用しました(VMwareの仮想マシンなので、フロッピーディスクも仮想ドライブとして接続しています)。フロッピーディスクは予め、Windows上からFATフォーマットしておきます。

-------------------------------------------------

bash-4.2# mkdir /mnt/floppy

bash-4.2# mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/floppy

-------------------------------------------------

マウントポイントとして、/mnt/floppyディレクトリは作っておく必要があります。

(6)作成したイメージファイル”fc16boot.img ”をフロッピーにコピーします。

-------------------------------------------------

bash-4.2# cp /tmp/fc16boot.img /mnt/floppy

-------------------------------------------------

(7)再起動して、Windows Server 2008 R2を起動します。

(8)フロッピーディスクから、イメージファイル”fc16boot.img ”をCドライブ直下にコピーします。

(9)コマンドプロンプトを管理者として実行します。

Fedorawin2008r2_dual01

(10)次のコマンドを実行します。

-------------------------------------------------

C:\>bcdedit /create /d "Fedora16" /application bootsector

-------------------------------------------------

次のような実行結果が返ってきます。この後、{}の中の文字列が必要なるので、メモ帳に控えておきます。

-------------------------------------------------
エントリ {eaa4ec87-0c52-11e1-a57e-cba79a265ea5} は正常に作成されました。

-------------------------------------------------

(11)次のコマンドを実行します。

-------------------------------------------------

C:\>bcdedit /set {eaa4ec87-0c52-11e1-a57e-cba79a265ea5} device partition=C:

-------------------------------------------------

次のような実行結果が返ってきます。

-------------------------------------------------

この操作を正しく終了しました。

-------------------------------------------------

(12)次のコマンドを実行します。

-------------------------------------------------

C:\>bcdedit /set {eaa4ec87-0c52-11e1-a57e-cba79a265ea5} path\fc16boot.img

-------------------------------------------------

次のような実行結果が返ってきます。

-------------------------------------------------

この操作を正しく終了しました。

-------------------------------------------------

(13)Windowsブートマネージャに追加されたレコードを確認するために、次のコマンドを実行します。

-------------------------------------------------

C:\>bcdedit

-------------------------------------------------

次のような実行結果が返ってきます。赤字のように追加されます。

-------------------------------------------------

Windows ブート マネージャー
--------------------------------
identifier              {bootmgr}
device                  partition=\Device\HarddiskVolume1
description             Windows Boot Manager
locale                  ja-JP
inherit                 {globalsettings}
default                 {current}
resumeobject            {eaa4ec83-0c52-11e1-a57e-cba79a265ea5}
displayorder            {current}
                        {eaa4ec87-0c52-11e1-a57e-cba79a265ea5}
toolsdisplayorder       {memdiag}
timeout                 30

Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier              {current}
device                  partition=C:
path                    \Windows\system32\winload.exe
description             Windows Server 2008 R2
locale                  ja-JP
inherit                 {bootloadersettings}
recoverysequence        {eaa4ec85-0c52-11e1-a57e-cba79a265ea5}
recoveryenabled         Yes
osdevice                partition=C:
systemroot              \Windows
resumeobject            {eaa4ec83-0c52-11e1-a57e-cba79a265ea5}
nx                      OptOut

リアル モード ブート セクター
--------------------------------
identifier              {eaa4ec87-0c52-11e1-a57e-cba79a265ea5}
device                  partition=C:
path                    \fc16boot.img
description             Fedora16

-------------------------------------------------

(14)これで、OSを再起動すると、Windowsブートマネージャに、Fedora16が表示されるようになります。

Fedorawin2008r2_dual04

(15)Fedora16を選ぶと、GRUBメニューが表示され、ここで、更に”Fedora Linux, with Linux ・・・・”を選ぶと、Fedora16が起動します。

Fedorawin2008r2_dual05

Fedorawin2008r2_dual06

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